活動内容
スタディクラブの例会は定期的に開催されていますが、その他にも数々の活動をしております。これまでの代表的な活動をご紹介しましょう。
1. スタディクラブ例会の開催
原則的には年1回の定期開催を行っています。参加者全員が症例を提示し、メンバー同士大きく刺激し合う場となっています。最近では2009年4月15・16日に大阪中ノ島センターで、2010年4月14・15日に名古屋国際センタービルで開催されました。

鵜飼美穂先生が症例発表中

症例発表の診断・治療過程を参加者皆で考察
質問は高橋一朗先生

症例発表の内容はファイルにまとめて展示、休み時間に気になる症例をチェック

骨折にもめげず中島祥博先生が参加
2. RWISOにスタディクラブとして参加
Roth philosophyを実践している臨床医の国際的な集まりであるRWISO(Roth Williams international society of orthodontists)にスタディクラブとして参加しており、毎年3名程のメンバーが講演をしております。2007年にはRWISOを京都に招致し、世界中から矯正臨床医が集まりした。京都大会では2名のメンバーが講演しましたが、それ以外のメンバーもポスターボード展示を行い、高い評価を受け、次の年のデンバー大会でもポスターボード展示を依頼されたほどでした。同伴家族のため、日本文化をより知って頂きたく、お花、着付けなどの教室も同時開催し、楽しんで頂きました。

活発かつ厳しい質疑応答

大好評のポスターボード展示

講演の酒井優先生
講演は高い評価を得、2008年のRWISOデンバー大会ではヘッドラインスピーカーに選ばれました。

2007年度RWISO会長のBardeci先生と2008年度会長の小松先生
新旧会長のバトンタッチ

同伴家族のための文化交流の生け花教室

同じく文化交流の着付け教室、同伴家族のために行ないましたが、学会に参加のドクターも休憩時間に飛び入り参加
3. アメリカ矯正学会においてTable clinicに参加
1999年にサンディエゴ、2001年にトロントにてTable clinicにスタディクラブとして参加し、症例展示を行いました。Roth先生をはじめ、多くの方に来場して頂きました。

4. 日本矯正学会に症例報告・学術報告
1998年仙台大会より、1999年広島大会、2000年大阪大会で顎位ならびにRoth Philosophyに関するテーマでスタディクラブとして症例報告・学術報告を行いました。2002年の名古屋大会では本クラブ代表池田和己が講師として招待され、Roth Philosophyの講演をさせて頂きました。同大会でスタディクラブとしてもRoth Philosophy症例展示を致しました。今後も対外的な活動を継続したいと思います。

5. 症例集“Roth Orthodontics”の出版
2003年にメンバーの有志によりRoth Philosophy症例集を出版致しました。


Roth Philosophyを実践しているRoth/Williams Study Club in Japanのメンバー23名による症例集。2002年日本矯正学会でのケースプレゼンテーションの詳細がそのまま掲載されています。Dr.Rothの Philosophyについての本としては世界初ということもあり、資料としても大変貴重な症例が満載です。
また、巻頭では症例を見るにあたって必要なRoth Philosophyの診断ツールを丁寧に解説しております。1,000部限定で発売中!
オールカラー264ページ :A4版
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2003年にメンバーの有志によりRoth Philosophy症例集を出版致しました。英語版もアメリカで販売されました。AJOのBook reviewにも取り上げられ、高く評価されたのは私たちの誇りです。 |
2004年11月号のAJO-DO 掲載された書評 » 書評のテキスト【PDF】 |
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出来上がったばかりの症例集をRoth先生にプレゼントしました。この本を手にし、大変喜んで下さったRoth先生の姿は忘れられません。 |
ロス先生に症例集をプレゼント 動画を見る » |
6. 他科領域も含めた教育セミナー

動画を見る »
7. 10周年記念公開セミナーの開催
2005年にスタディクラブの10周年記念行事として、笹川記念会館の大ホールでメンバー自ら講師を務め、公開セミナーを開催しました。
8. 15周年記念公開セミナーの開催
2010年にスタディクラブの15周年記念行事として、コクヨホールにて公開セミナーを開催しました。
9. 20周年記念公開セミナーの開催
2015年にスタディクラブの20周年記念行事として、コクヨホールにて公開セミナーを開催しました。