The 1st annual conference at Chicago

UNIVERSITY CLUB OF CHICAGO
CHICAGO, IL 60603

MAY 18-19, 2011

2011年5月18・19日にDr. Rothの生まれ育った地でRSCI第1回ミーティングを開催致しました。発起人によるRSCI旗上げ宣言より5ヶ月という短すぎる準備期間にも関わらず、多くの方に集まって頂きました。久しぶりの笑顔に会えて嬉しかったのは私だけではないでしょう。

学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや。

年に一度遠く離れた同志が集まり友情を温める。

Dr. Rothの考え方を直接、または間接的に2年間学んだ同門の矯正医が遠方より集まり、Roth先生の考え方に習熟するため全員が勉強会に参加する。身につけるにはそれしかありません。Roth先生がある若い矯正医から講演後にこう言われたそうです。『この考え方は私にとってどんな利益となるのでしょう。』Roth先生曰く『君が利益を得るのではない。患者が利益を受けるのだ。』目に見えるようです。

1~2日間の短いRoth先生のコースを聞いた人は『Roth知ってるよ。』と言います。しかし、実際に日常臨床でやると、2年間コースに出ていても疑問が生じます。その時、RSCIのような勉強会があれば先を歩いている人々の意見を聞くことができます。自分の臨床例をFileにしてまとめてみると、色々なことが見えてきます。そのFileを参加者全員が持って来る。それらを見ることは効果的に身につく方法です。それなくして何回講演を聞いたとしても身にはつきません。

シカゴミーティングは、この歯車が回ろうとしている予兆を十分に感じさせるものでした。講演もQ&Aが活発に行われ、日頃の疑問を解決していく糸口になったのではと思います。良い臨床例を多く見る。Q&Aで自分の意見をぶつけてみる。人々のFileをみる。

Roth Roadに迷いはありません。この道しかなく、この道を歩みます。ハワイは本番です。準備を各自始めて下さい。ルールは一つ、症例Fileを持参する。これを米国建国の地、フィラデルフィアにつなげていきます。皆で歩み始めましょう。

The 1st annual conference at Chicago

Galaで全員集合、来年も必ず会おう!再会を誓う

In the conference room

University Club of Chicago, May 18-19 2011
ミーティング会場の様子、当初の予想を超える参加者が集まり、ちょっぴりタイトぎみ

At coffee break

コーヒーブレイクに議論する日本のメンバー

Posterboad presentation and case file review

症例ファイルを見ながら熱い議論を戦わす足立敏先生(左), Terrance Bianco先生(中央)とDonald Cronin先生(右)